自己破産とは一体どんな制度?
自己破産はすっかりおかしくなった生活を、もう1度立て直す為に設けられている、とても便利なシステムの事です。
申請者が持っている大半の資産を、引き取って売り払う代わりに、これまでに抱えていた全ての借金が0となります。
数社からの借り入れやっている多重債務者からすると、これほど有り難い仕組みはありません。
自己破産の申請手続きとは、基本的に裁判所側と話し合いを行う流れになります。
債務者自らで自己破産の申し立てをやる事は可能です。
個人での自己破産を積極的に勧める方も存在します。
但し自己破産は一見誰にでも行えるようなイメージがありますが、現実にはややこしく想像以上に難しいものです。
自己破産の申し込み手続きを個人でやる利点には、コストを上手く抑えながら実行出来る点にあります。
自己破産の申請手続きへと問題が発生する事で、デメリットが生じる確率が逆に高くなってしまいます。
自己破産申告の書類の数は多すぎる
個人での自己破産申告で特に厄介なのは、裁判所が指定している書類を全て集めて行く事です。
以降では裁判所側へと、必ず差し出さなければならない為かなり面倒です。
自己破産の申し込みで提出しなくては行けない書類とは、色々なものがごさいます。
代表的なものとして、例えば住民票や得た収入が明確に分かる、源泉徴収票が挙げられます。
公的扶助をもし受けているのであれば、受給証明書を一緒に添えて行き、きちんと差し出さなければ行けません。
上記以外にも所有している財産が、正確にチェック出来る給与の明細書や、銀行の預金通帳なども、一々提出しなくてはなりません。
自家用車を持っているのなら、車検証も同時に添付しなくては行けません。
仕事を休んで平日でも裁判所へと出向かないとならない
自己破産の申請手続きを個人ではなく、弁護士に頼んだとしても、自身が裁判所へと1回は出掛けなくては行けません。
裁判所の中に入り、免責審尋を言うものを受ける必要があります。
何らかの病を患っていて、入院生活を余儀なくされているような事情がない限りは、裁判所へと絶対に訪れなくてはなりません。
裁判所自体は1つの県などに、幾つも建てられているものです。
しかし自己破産の申告手続きを受け付けている裁判所が、全部と言う訳ではございません。
近くにある裁判所へと、足を運ぶとは限らないと言う事です。
免責審尋そのものは僅か数分で済むのですが、裁判所から平日での出廷を命令去れたら断る事など許されません。
ですので自己破産の申し込み手続きを行うに当たり、大きなストレスを確実に受けてしまいます。