自己破産の法テラスの活用

自己破産を検討されている場合は、まず各県の法テラスで相談されることをおすすめします。
法テラスは事前予約制ですが初回の面談は無料相談となっています。
なお必ず案件を受けるとは限りませんので注意が必要です。

案件を受ける場合でも定期的な収入がある場合は裁判所から破産が決定されると成功報酬は分割で支払うことになります。
逆に収入が一定額に満たない場合は法テラスの方で成功報酬は立替になります。

法テラスを利用する場合は給料明細を用意したり生活保護の場合は市役所などから証明書を発行してもらう手続きが必要になります。
事前予約制ではありますが利用者で込み合っている場合は半月後にしか予約が出来ない場合があります。
所属の弁護士がどのような案件に詳しいかなどから無料相談を行う日が決定されるからです。

各県の弁護士相談について

この他の方法として各県の弁護士会に所属している弁護士が月2回程度、市役所で無料相談を行う事があります。
事前予約制で1回の面談時間は30分から40分と時間には幅がありますし、1日の相談者は3人までとか制約があります。
平日の昼間に時間がとれない場合などは電話などで予約することで弁護士事務所で1回30分程度の相談時間を平日の夜や土曜日の午後を中心に行っている場合もあるますが、面談方式ですので1回につき相談料が発生することが多くあります。

電話相談であれば法テラスと同じように初回は無料相談となる場合が多いです。
弁護士に相談する場合は、まず相談内容を聞いてもらう必要がありますし予約をして相談時間を設けてもらうことが多いです。
刑事事件や少年犯罪に詳しい弁護士が民事にも詳しいとは限らないからです。
弁護士会に入っていると、他の弁護士の専門分野も把握していますし繋がりもあるので、自己破産に詳しい弁護人を紹介してもられることがあります。
弁護士事務所に呼ばれる方もみえますし、ご自宅の近くまで来てもらえる弁護士もいます。
この場合は無料面談となる場合が多いです。
ただし法テラスの様に弁護士を割り振っている訳ではなく、私選弁護人となりますので無料で自己破産が出来る訳ではなく弁護士と契約する場合がほとんどです。
お金がないので破産する訳ですから法テラスに支払うぐらいの弁護士費用で裁判所などで手続きを行ってもらえます。
なお、自己破産は申請しても多くの場合は半年ぐらいは時間が必要となりますので、まだローンが残っている状態であれば弁護人に指示に従って行動することも必要になります。

自己破産におすすめの法律事務所は?

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