自己破産をするには裁判所を通す必要があるので、反省文・陳述書を裁判所に提出する必要があります。
この書き方というのは明確な決まりはないのですが、例文はあります。
その詳細とは、なぜ借金をするに至ったのか、借金はいつしたのか、今後についてどのように考えているのか、といったことを記載します。
これは裁判所が自己破産を認めるかどうかを判断するために利用する目的があります。

もちろん凝った理由や経緯である必要はまったくないので、ありのままを書けば良いでしょう。
そもそも自己破産というのは、自分にもろにデメリットがあります。
なので、借金の理由が不順であったにしても、それを理由に破産を認めないということもあまりないです。
救済措置ではあるのですが、はっきり言ってどん底に落ちているようなものです。
どん底とは言っても、最低限の権利は守られるのですが、経済的な信用は明らかに失います。
他の債務整理に比較してもダントツでしょう。

債務整理には4種類あって、それは過払い金請求、自己破産、民事再生、任意整理になります。
このなかでは過払い金請求は異質になります。
過払い金請求というのは払い過ぎた借金を返済してもらうための手続きで、テレビコマーシャルでもよく見るものになります。
最近話題になっているので、実際に過払い金請求する人が多く、結果的にそれで倒産する業者が多いです。
そもそも過払い金請求が必要なほど高い違法な金利を設定している業者が悪いので、これに関しては消費者の責任にはなりません。
しかし、他の3つの債務整理に関しては、完全に消費者側の責任になります。
実際3つの債務整理を行うと7年間はカードの利用もまともにできないという状況になります。
このことからも、消費者側の責任になっていることは明白でしょう。
そして個人情報信用機関に記録されるので、7年経過したのちにも消費者金融の利用においてはデメリットになります。
債務整理したのにまた懲りずに借金しているということになるでしょう。

上述のようなことなので、借金というのはなるべくしない方が良いのですが、現在では即日融資が常識になっていて、非常に楽に借金することが可能になります。
インターネットの普及によって非常に世の中が便利になっている一例です。
借金するのが簡単で便利なのですが、返すのが簡単ということにはなりません。
振り込むだけなので作業は簡単なのですが、お金の捻出に苦労します。

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